夏池 篤 + 山本 直

展示作品『続々・川狩り(Cleaning & Reusing )』

《設置場所》

川越し街道エリア・街道内のスペース

《作品プラン》

 2019年無人駅の芸術祭において大井川の歴史から作品「続・川狩り」(筏流し)を発表しました。これは、大井川上流で伐採された材木が島田の向谷等まで河川により運搬されるプロセスを追体験する作品でした。今回は流れ着いた材木を陸揚げし、建物に変えていくプロセスを作品化するものです。

 今、博物館前の河原には多くの流木が散乱しています。それを集めて大八車に乗せ川会所の空き地まで運ぶのが一つのイベントです。そして流木を番線で締め上げ、新たな川会所を制作します。そこは皆さんが、お茶を飲むなどして休憩のできる場所とします。

 流木は採取時においてその位置情報をGoogle Earthから読み取り、ペンキで記載していきます。新たな川会所の中には、流木による蓮台越し・渡舟・お茶をたてる様をイメージしたオブジェを配していきます。

<制作イベント・ぜひご参加ください!>

*12月25・26日:大井川渡場及び街道内スペースにて。大八車で流木を運び新しい川会所の組み上げを制作。
*2月6日~24日:期間内の土日も現地で制作中。

夏池 篤 + 山本 直(Atsushi Natsuike + Tadashi Yamamoto)

《過去作品》

夏池 篤(Atsushi Natsuike) 

 人類は自分たちの住みやすい社会を形づくるため地球環境に負荷をかけ続けてきた。
そのことを意識化するシミュレーションとしての作品を制作している。

 近年では社会状況や地域の具体的な問題に目を向けながら幅広くリサーチした上で新たな表現を求め、情報機器等も用いながら作品化し、そのプロセスや鑑賞する人達との関わりを大切にしている。

《CV》

1954三重県生まれ
1977静岡大学教育学部卒業
1980愛知県立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了
1983-2002常葉学園短大美術・デザイン科教員
2002-2020常葉大学造形学部教員

《展覧会等》

1981-83第3.4.5回松阪彫刻シンポジウム
1985現代日本美術展(東京)
1989-93A-Value展 実行委員(静岡)
1994遍在する波動展 (マニラ)
1999芝山野外アート展’99(千葉)
2004-2005日・タイ彫刻シンポジウム 共同企画&出品(チェンマイ)
2005ナメディ城野外美術展(ドイツ)
2007.08.11.14静岡アートドキュメント 企画代表&出品
2013アートトリップ静岡 企画&出品(富士山世界遺産記念)
2016「韓・中・独・日」国際交流展 (韓国済州島)
2017.22かけがわ茶エンナーレ エリアディレクター&出品(日坂)
2018-2021[UNMANNED]無人駅の芸術祭/大井川

《その他》

2015地域文化活動奨励賞(静岡アートドキュメント代表)

《過去作品》

山本 直(Tadashi Yamamoto) 

 静岡県内で美術教師として生活する傍ら、インスタレーションを中心とする美術家としても活動している。特に20代には川根本町の中学校に勤務し、大井川流域の人と自然に深く関わって教育と創作活動を行った。無人駅の芸術祭参加を機に再びこの地域を見つめ、夏池氏や形狩りの衆との芸術活動を通じてアプローチを開始した。

《CV》

1957静岡県生まれ
1982日本大学芸術学部卒業
1982-1990静岡県中部で公立中学校教諭
1990-静岡県内で県立高等学校教諭
1996-1998静岡県立美術館出向 学芸課主査
2013-現在静岡県立静岡高等学校教諭

《展覧会等》

1981-84所沢野外彫刻展(埼玉)
1986風景展(静岡)
1987-90A-Value展(静岡)
2019-「顔の家」プロジェクト開始(形狩りの衆代表)
2019-2021[UNMANNED]無人駅の芸術祭/大井川

《過去作品》