作品公募要項|UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川2022

UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川エリア(静岡県島田市及び川根本町)で展開するサイトスペシフィックなアートプロジェクトを募集します。

私たちはこれまで4回にわたり「UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川」を毎年開催しています。静岡県の中央を流れる大井川、川に沿って走る鉄道の無人駅、そこから広がる集落がアートの舞台。芸術祭では、土地の力と人の営みの温かさを大事にしながら、アーティストによる表現の力を信じ、それらの融合の先で生まれる地域の新しい姿を探し続けてきました。

無人と呼ばれる場所は、人口減少や過疎化により、地域の維持という大きな課題に直面しています。さらに近年のコロナ禍により移動と交流が断絶され、世界の至る場所の「無人化」が加速しています。

 地域をあらわすサイトスペシフィックな作品の制作から生まれる新しい交流、芸術祭という「ハレの日」から生まれる、脈々と受け継がれる地域への、文化芸術そのものへの、生きる喜びの再認識を。そんな作品プランをお待ちしています。

公募内容

UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川エリア(静岡県島田市及び川根本町)で展開するサイトスペシフィックなアートプロジェクトを募集します。

  • 集落住民、サポーター、来場者等との新たなコミュニケーションの機会を創出するプロジェクトを期待します。
  • 地域の風景、人、文化等、無人駅エリアの地域資源の上に成り立つ作品を期待します。
  • 選定された作品は2022年2月‐3月開催の「UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川2022」にて発表いたします。

提出物・条件

《提出物》

  1. 応募用紙(様式あり必須)
  2. 作品提案書(タイトル、コンセプト、内容、制作方法、素材、サイズ、制作スケジュール、ドローイングや模型写真、図などを用いてわかりやすく表現したもの)
  3. 経歴書、参考作品などプランの参考になる資料

《応募受付期間 》

  • 2021年9月23日(木)~10月31日(日)当日消印有効

<募集期間(募集・制作・展示・撤収スケジュール)>

  • 制作期間:公募決定から~2月24日(木)まで(会期中に変容していくような作品の場合はその旨記載してください。)
  • 展示期間:2022年2月25日(金)~3月21日(月・祝)【25日間】
  • 撤収期間:2022年3月22日(火)~31日(木)

《公募点数》

  • 2~3点(予定) 

《応募方法》

  • 公募要項に定める提出物を送付してください。
  • 提出書類に必要事項を記入し、本項に記載する提出先まで郵送または持参してください。

※グループでの応募も可(代表者の方のみに連絡)

《規定、条件

  • 作品そのものの条件(サイズ、素材、重量等)の条件は特にありません
  • 設置場所は協議のうえ決定します(指定があれば応募時にお受けします)
  • 設置環境に関する条件:原則、原状回復をすること
  • 設置期間に関する条件:原則30日程度良好な状態が維持されること。パフォーマンスの場合、会期中最低でも1日もしくは複数日・回の公演を行うこと
  • 制作にかかわる全てをアーティスト自身の責任で行うこと
  • 制作の成果を作品としてUNMANNED無人駅の芸術祭/大井川2022で発表すること
  • 制作・展示・撤収スケジュールを厳守できること
  • 主催者が企画するトーク、ワークショップ等のイベントに出演、参加すること

《制作費

  • 200,000円
  • 旅費:1往復分のみ支給
  • 展示、搬入出費用、交通費(1往復分を超えた部分)、食費は自己負担となります。
  • 会場展示使用料(光熱費含む)は事務局が負担します。

《審査発表

  • 応募くださった全ての方に郵送にて結果を送付します(11月中旬)。
  • 決定者はUNMANNED無人駅の芸術祭/大井川公式HPに掲載します。

《お問い合わせについて

  • お電話による個別の質問には応じられませんのでご了承ください。
  • 質問は、FAX、e-mailのいずれかで事務局までご連絡ください。

《著作権等

  • 作品プランの著作権は応募者に帰属します。
  • 作品プランのドローイングや作品の写真は事務局が必要と判断した広報物に画像データとして無償で提供されます。
  • 集落の住民などの要望等により、パーマネント作品として残す案が発生した場合の所有権は、適宜話し合いの上決定していきます。

《応募プランの取り扱い

  • 提出物は返却しません。ご了承ください。

《現地見学会

  • 現地見学会などは予定しておりません。作品プランにあたり、必要な情報や資料などは、メール等にてご連絡ください。可能な限り対応いたします。

《その他

  • この企画は美術館とは違い、各会場に常時監視員はいません。作品の管理に関して作家が主体的に取り組んでいただくようお願いします。
  • 安全性が確保されたものを展示してください(危険性の高い作品の設置は認めないこともあります)。
  • 盗難に遭わない展示を心がけてください。
  • 会期中、自然災害や不可抗力によって作品が破損した場合の修復は作家でお願いいたします。また保険加入に関しては作家個人のご判断にてのご加入をお願いします。
  • 作品制作や現地下見のため、現地滞在が必要な方は2021年12月頃から当法人が管理するヌクリハウス(宿泊無料)での滞在が可能となる予定です。

お問い合わせ・提出物送付先

NPO法人クロスメディアしまだ(UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川事務局)
〒427‐0029
静岡県島田市日之出町4-1
電話&FAX 0547‐39‐3666(コワーキングスペースC-BASE)
Mail:seminar@cms.or.jp

《参考》