「大井川をことほぎ、ひらく」
2018年から開催を重ねてきた当芸術祭。アーティストの表現は、回を重ねるごとに駅から集落の中へと入っていきました。その中でも大井川は圧倒的な存在感でアーティスト達の前にはだかります。いにしえから、龍や大蛇になぞらえられてきたほどの急流に満々と水をたたえた大井川。リニア問題に揺れる今だからこそ、大井川の過去と未来に目を向けると、新しい地域の姿が浮かびあがるのではないかと考えます。そしてそれをアートを媒介に行うことで、より鮮明に、思いもよらないものが浮かび上がるのではないかと考えます。UNMANNED無人駅の芸術祭は、新たなフィールドに島田市川越し街道を加えることで、
無人駅から集落の中へ、そしてさらに大井川へも向き合っていきます。
今回は、川越し街道を舞台に芸術祭のプレイベントを開催します。大井川と、芸術祭開幕を寿ぐ、アートによる奉納神事の2日間。UNMANNED無人駅の芸術祭の新しい門出を一緒にお祝いくだされば幸いです。